ホームページ集客を考えるとき、最初にする事。
まずいきなり集客を考えるのではなく、「どんな情報をどんなユーザーに見てもらいたいか?」自身のホームページの目指すところをしっかり思い描いてください。そしてある程度のボリュームをホームページに付けることを考えましょう。これにはニュース情報やブログ発信などが有効です。ホームページ集客にはある程度のページボリューム、そしてなにより「個性」が必要です。
例えばゲーム関係のサイトだとした場合、まずゲームといってもジャンルはさまざま、最新のゲームを探してただ紹介するサイトは一回見たらすぐその他の専門サイトへ行ってしまうでしょう。実際に最新ゲーム事情などゲーム会社と提携する専門誌・サイトのほうが詳しく書かれていて素人サイトの勝ち目はまず薄いです。ゲームだけでなくほかの分野でも専門家がネット上に存在するため素人感覚の情報記事に再度訪れるかは疑問です。このためせっかく1度サイトを訪れてくれたとしても再訪はしてくれません。サイト集客を成功させるにはリピーター(ファン)をいかに増やすかという事が大切です。そのため、オリジナルな視点から記事を発信しつづける必要もあります。いきなり記事発信を乱発せず、何度も見られ、読まれる、人に紹介される「面白い」記事を書き貯めて準備をしましょう。
発信する記事テーマは慎重に。楽しく継続!がポイントです。
記事のテーマ設定は、一度決めたら引き返せない重要なポイントです。
できるだけ自分の好きなジャンルを選ぶと記事作成も楽になります。実際に記事を書き続けるのは、ネタ探し・文章作りなどいろいろと苦労も多く、途中で挫折してしまう場合も少なくありません。そもそも自分が楽しめないテーマで良い記事は書けないと思いますし、まして人を惹きつけるだけの魅力を感じさせることは不可能です。
誰もが読みやすい文章力をつけることも意識しましょう。これは他のサイトを参考にしてもかまいませんが、できるだけオリジナルな文脈で自分自身が思っていることを素直に書きましょう。
ゲーム関係の場合、最新情報を記事にしても、発売後は情報が劣化していきますので、普通は徐々に見られなくなります。ですが小説感覚で読める、おもしろく味のある攻略日記風の記事を何回かに分け連載した場合はどうでしょうか?この場合、ゲームの写真等は最低限にして文章の言い回しや考察この時に感じていることなどをおもしろおかしく記事にします。こうしておけばゲーム画面は時代とともに古くなっていきますが、文章の面白さを前面に出した記事であれば何回も読み返してもらえるかもしれません。思い出日記のようなもので何年も親しまれるでしょう。これは他のジャンルでも有効だと思います。
記事を書き貯めたら、いよいよ集客。
リピーターを期待できるボリュームを付けることができ、さあこれから具体的な集客テクニックを考えていきます。SEOは、とどのつまりは自分のホームページがなるべく検索第一ページに引っかかるよう工夫をする必要があります。例えばゲーム関係ならば、必ず検索されるキーワードがあります。〇〇ゲームの「日本語化」です。海外産ゲームには日本語バージョンが存在しない場合があります。日本の会社が作っている場合でも日本語版がない場合が存在します。これを有志がボランティアで翻訳して日本語表示を追加し配布しているのです。これは今現在も続けられておりこのキーワード「日本語化」は何回も検索されているのです。
このように業界によって必ず検索されるキーワードがありますので、それらのワードをカバーしつつ記事を書いていきましょう。
Googleキーワードプランナーなどのツールを使って、検索ボリュームからキーワードを考えても良いでしょう。中には競合性が低くて、検索ボリュームの多い「お宝キーワード」が見つかることもあります。
専門性の高いサイトの場合
医学情報サイト、科学情報サイト、技術系サイトなど専門性の高いホームページの場合、ユーザーは必要な情報を探し出すまで何ページも探す傾向がありますので、特に1ページ目でなくともサイトに誘導できると思います。このような専門サイトに必要な情報は、自社の専門性・オリジナリティをいかに伝えやすく発信するか?です。
専門サイトは、存在しているだけで「オリジナリティあるサイト」と言えますので、何もしなくてもその情報を求めるユーザーはアクセスしてくれます。ただしその事を伝えやすくする必要がありますので、「何が書かれたサイトなのか?」を説明するサイトのページタイトル・ディスクリプションの説明がより重要度を増します。
身近な参考例として、自分のブックマークを見てみましょう。
ブックマーク=「お気に入り」は再びそのサイトを見たい、というニーズがあって初めて登録されます。つまり自分自身が、そのサイトのリピーターになっているという事です。ご自身のブックマークを確認して、自分自身を振り返ってみます。何のために、どの情報が気になって、サイトの何が気に入って、登録したのか?自己分析をしてみましょう。求めている情報が載っているから、読みやすく解りやすいから、他のサイトにはない情報が載っているから、信頼性があるから、など必ず何らかの理由があるはずです。
ブックマーク理由をきちんと認識して、自分が目指すサイトはどうか?とユーザーの心理から考えることは、サイト集客を考えるうえで、とても参考になります。
なかなかテーマが決まらない、という方は、自分のサイトのブックマークを再確認してみると良いヒントがもらえるかもしれません。