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2017年1月15日

『特集記事』見出しタグの考え方 vol.2 web | SEO

見出しタグのSEO効果は?

巷では見出しタグは非常にSEO効果があるという意見と、すでにGoogleでは評価基準に入れていないのではないか?という双方の意見がありますが、見出しタグを正しい構造でマークアップすることはSEOにたいする効果が高いと考えてよいでしょう。

特にh1タグは、SEOにとって高い評価項目として重要視されていると考えるべきです。だからと言って、意味もなくh1タグを挿入したり、乱発して使用したり、対策キーワードを詰め込みすぎたり、極端に長い文章をh1でマークアップするということではありませんので使い方には注意が必要です。

h1〜h5までの見出しタグは「ページ内の見出し」という位置付けになるので、端的な文章にすることが理想とされています。また見出しタグは言い換えればサイトの内容を端的に表していることになるので、h1タグに入っているキーワードは、「サイトタイトル」「ディスクリプション」「キーワードタグ」「ページ内文章」にも入っている、という考え方が基本です。

逆にサイトタイトルやディスクリプション、サイト内コンテンツの文章に入っていないキーワードが、いきなりh1タグに挿入されているということはホームページの見出しタグの構造から考えても不自然なことです。(見出しタグの構造については前回の特集記事でもご紹介しています)

SEOの対策キーワードで上位表示させるには、対策キーワードを「サイトタイトル」「ディスクリプション」「キーワードタグ」「ページ内文章」「見出しタグ」の全てに最適な構造で散りばめてこそ十分な効果を発揮する事ができます。全ての項目で一貫性がなければ、検索エンジンとしても「主に何について書かれているサイトなのか?」をスムーズに読み取ることができないので、上位表示しにくいホームページになってしまいます。

SEO効果があいまいな対策については対処するべきか?

ディスクリプションにしても見出しタグにしても、そもそもSEOのためのものではありません。ディスクリプションとは、検索結果でそのホームページ(サイト内ページ)の概要がわかるものですし、見出しタグはページ内の情報を整理するためのものです。SEO効果の高い・低いだけで設定を考えて構造をつくることは結果として、サイトのユーザビリティを下げてしまうことにも繋がってしまいます。Googleの顔色をうかがって無理やり対策したい気持ちもわかりますが、サイトにアクセスするユーザーは、Googleではなく「人間」なのです。Googleの評価項目をクリアしていればユーザーにとっても見やすいサイトという事になりますが、Googleが評価をしていない項目であっても、ユーザビリティが高いと思われることであれば、積極的に対策する心構えも大切です。

次回の記事では、SEO対策キーワードについて、見出しタグを含めた効果的なサイト構造づくりを具体例をもとに解説します。お楽しみに!

 

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