事業理念
昔は活気に溢れていた街の商店街も、最近ではシャッター通りになった光景を目にします。
店舗の大型化、大量陳列、大量消費の購買スタイルが主流となり、物が溢れ便利になった反面、
地元の“お店屋さん”は徐々に衰退し、地域の触れ合いや街のコミュニケーションが年々失われつつあるのではないでしょうか？
中小零細に分類される「地元の事業者」にとっても、大手の攻勢による競争激化、外資参入、 実感できない好景気によって、
創業から長年培ってきたノウハウ・技術・専門性を持ちながら経営に苦しんでいる会社がずいぶん多いだろうと推測しています。
当社の代表である私自身、二代続く化粧品・洋品雑貨店の長男として生まれ、
規模は小さいながらも地元のお客様と心の通った接客をする両親を見ながら幼少期を過ごしてきました。
30年前はまだ景気も良くて店にも活気があり、支店まで出していましたが、今ではずいぶんお客様が減ったなぁ、
ご年配のお客様ばかりになったなぁ、と寂しい気持ちになることがしばしば。
内閣府の平成26年度調査によれば、65歳以上の高齢者の割合が3,300万人（全人口の26％）を超えたとの事。
ご年配のお客様が多くなるのも当然です。
ですがいちど想像してみてください。
お年寄りの方が大型店まで車・バス・タクシーを使って出かけ、ずいぶんと広い敷地を歩いて、
ずらりと並んだ商品棚から物を探す姿を…
ご年配の方にとっては、
“大量陳列で接客の無い大型店では買い物が大変ではないだろうか？”
“電話をすればすぐに来てくれる地域のお店や事業者がいないと困るのではないか？”
これからますます高齢化が進みつつあるこの日本において、
対面販売や接客サービスのできるお店や商店街はもっと貴重な存在になる！
地域のお店や技術を持っている会社の情報発信には社会的な意義がある！
という考えに至り、「地域活性を支援する広告事業」を推進するためにこのアドレック事業部は生まれました。
小規模事業者の場合、広告やホームページにかけるご予算規模もそれほど大きくなく、
その中で最大限の効果を出していく事が求められますが、ご予算が少ない場合には、
一般の広告会社や制作会社では「ただ依頼されたモノを作る」というスタンスになってしまいます。
これでは、どうしても中長期を見据えた事業目標や課題解決にたいして、根本からの改善はできません。
私たちアドレックは事業理念に基づき、ご予算規模が少ない事業者の方にたいして
「販促計画の立案」から「企画に根ざした」プランニングを行い、その方針に沿ったクリエイティブサポートを行っています。
具体的にはホームページの活用を見据えた制作、販促に活かせるチラシ・ポスター・パンフ等のDTPデザイン制作、
販促プランを包括的に立案するセールスプロモーションの３事業を軸に、
店舗や事業主のご要望・課題を据えたご提案をさせていただいております。
実際の成果物以上に、そこに至る過程の打ち合わせや当社からのご提案プランによって
「新しい気づき」「課題の発見」「目標の明確化」をされるお客様も多く、
長期にわたってお取引させていただくケースが増えております。
もし、そのような根本からの広告サポートをお望みの事業者様はぜひ一度お声がけください。
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